浦井 憲 の個人的なページ



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ここでは完全に公的な情報から少し離れ、研究を中心としたいくぶん個人的
傾向の強い、場合によっては趣味的範囲にまでおよんだ情報を発信します。

最終更新日 2008.11.5

論評・著作・論文
計算機とその周辺
情緒に任せた風景

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     Ken URAI, Professor of Economics
Graduate School of Economics, Osaka University

浦 井  憲
大阪大学・大学院経済学研究科・教授

email: urai@econ.osaka-u.ac.jp
phone: +81-(0)6-6850-5228,  fax: +81-(0)6-6850-5274


浦井 憲 (Ken URAI) 1962年大阪市西区生まれ。1975年神戸市立本山第二小学校 卒。1978年奈良市立平城西 中学校卒。1981年奈良県立奈良高等学校卒。85年大阪大学経済学部卒。87年 大阪大学大学院経済学研究科前期課程修了。88年同後期課程中退、同年大阪大学 社会経済研究所助手。91年京都産業大学経済学部講師。95年大阪大学経済学部助 教授。08年同教授。現在に至る。 大阪大学経済学部ではミクロ経済学・上級ミクロ経済学の講義および演習等を担当。大学院では経済学基礎、ビジネスエコノミクス基礎・ミクロ経済 I, II・数理経済分析 I, II等を担当。 数理経済学(一般均衡理論)を専門領域とし、無限次元空間における競争均衡の存在問題、コアの同値問題、不動点定理の一般化、といった分野の仕事が Journal of Mathematical Economics, Japanese Economic Review, Economic Studies Quarterly, Advances in Mathematical Economics (Springer-Verlag) 等の国際的学術誌に掲載されている。 その他、社会科学における数学とは何かという観点に基づいた啓蒙的著作『経済学のための数学入門』(神谷和也と共著、東京大学出版会 1996年)、学部用テキストとして平易に一般均衡理論の解説を試みた『経済学理論の基礎』(福尾洋一 編、八千代出版 1996年:4章・6章)、専門書として『一般均衡理論の新展開』(久我清・永谷裕昭・入谷純と共著、多賀出版 1998年)等がある。

□ 評論・著作・論文

私の書き物の中でも、純粋に学術的な意味合いの強いもののリストとコメント、等々です。網羅的に仕上げるつもりですが、いまのところ(自分でも把握できていないため)一部のみになっています。 著作には、最新刷に対する正誤表など追加的修正情報も含まれるようにする予定です。 論文は未発表(作成中)のものに加えて、既発表のものの修正・改訂版が置かれていたりもするようにする、これも予定です。(2002.9.7)



(評論・著作・論文)


□ 計算機とその周辺

研究者たるもの(研究者で無い場合も)自らの仕事の道具を確保しつつ、なおかつ下らない「進歩」「発展」「バージョンアップ」などというものから隔絶して身を守る方法を考えなければなりません。 一つの方法は、OS を Linux に、文書はテキストしか使わず ... と、言いたいところですが、かといって私も Microsoft の OS を使わないで済むかというとやはり使っていますし、Linux や TeX, LaTeX ならバージョンアップが気にならないかと言えば、やはり大変気になるし、気に入らないわけです。 ここには、そういった気に入らないだらけの環境の中で、苦労した足跡のいくつ か、が置かれているようにするつもりです。(2002.9.7)



(計算機とその周辺)



□ 情緒に任せた風景

人間を、ひいては社会を動かしているものの中には、われわれにとって理論化で きている部分と、まだ(あるいは永遠に)理論化できていない部分があります。 私達はその理論化できてない部分というものに興味を持つので、それがまた理論 家が理論を形成する原動力であったりします。 したがって理論家は決して情緒を忘れるべきでないのですが、問題は「時として、 理論化しない方が説得力があるのではないか」と思われる場合というのが、多々 あるということです。 ここにはそういった、理論化できていない(される見込みもない)ものが、理論 化できていないままに、置かれているように、したいと思います。(2002.9.7)



(情緒に任せた風景)


urai@econ.osaka-u.ac.jp

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