2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)

今年度は前期が金曜日、後期が火曜日の変則的な開講ですが、基本対面(Zoomでのオンライン配信もしますが)とします。学部ゼミの記録ならびに連絡用のスレッドですが、ゼミ内で皆に伝えたいことがあれば、内容を問わず、何でも書き込んで下さって構いません。

まずは、村上先生に撮って頂いた初日(4月15日金曜日)の板書をアップします。

Ken Urai 2022/04/17(Sun) 20:06 No.1709
2022年4月22日板書
 4月22日の板書です。改めて全員から、今年度の討論テーマの希望について、報告してもらいました。
 来週は銀杏祭で休み、次回は5月6日ということになります。最初の話題提供は、劉さんにお願いしています。

Ken Urai 2022/04/24(Sun) 23:07 No.1710
Re: 2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)
お疲れ様です。劉です。
今日のテーマは円安です。
必要な資料を添付します。気軽に見てください。
今日よろしくお願いします。

[添付]: 931563 bytes

Liu 2022/05/06(Fri) 13:48 No.1711
ウクライナ戦争とアメリカの巨大な欺瞞(ノーム・チョムスキーの動画)
ウクライナ・ロシア問題について、少なくとも、授業でも紹介したノーム・チョムスキーの以下の動画は、これはもうほぼ最低限、というレベルの内容ですが、全員押さえておく必要があるかと思います(60分と少し長いので時間が無い場合は特に中盤の 22分40秒から20分ほどのやりとりだけでも、見応えのある情報だと思います):

*動画は、投稿最終行の 家 マークにリンクしています。

チョムスキーは米国の言語哲学者で、今日世界では、現存する哲学者として最も有名な人の一人と言えると思います。言語学の理論の人ですが、近年こうした政治的発言を、結構しているように思います。この人は、最終的には民主党寄り、まあ典型的なリベラルで、そういう意味では(政治学、政治哲学的にその発言を捉える上で)限界はあります。特に、今回も「最終的にはあくまでも反ロシア。なのだけれども、米も悪い。特に共和党は悪い。」というような言い方になってしまっていますが、それでも、現状、欧米系メディアに代表されるほぼ病的な一方的に西側寄りの言論のスタンスの中、かろうじて老大家としての良識(意地)を見せたという内容には、なっていると思います。(日本の大手メディアなどは、ここで批判されている、遠く現地から離れたオフィスで、熱狂的に、創作されている作り話の、総じてそのまた劣化コピーとしか、言いようがありません。残念なことですが、とりわけこの20年、日本のジャーナリズムは落ちるところまで落ちていると思います。また、それに引きずられてか、いわゆる日本におけるリベラルの言論意見も、ほぼ絶望的としか言いようがありません。せめて、最低水準として、このチョムスキーのレベルでは、あって欲しいのですが。)
浦井 憲 2022/05/12(Thu) 02:20 Home No.1712
2022年5月6日ゼミ板書(対面31番教室)
先週金曜日の板書です。現在の円安について、劉さんの提題でした。次回は新田さんにお願いしています。
浦井 憲 2022/05/12(Thu) 02:54 No.1713
2022年5月20日学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)板書
菱田さんからの提題で、「愛国心教育について」でした。「愛」、「国」、また「教育」といった、それぞれの言葉の本質に関わる問題として、議論が深まる形になって良かったと思います。日本という国家の役割、日本人としてのプライド、といったことを通じて、更に話が進展すると、他の問題提起との連携も、とても良くなりそうな気がします。もちろん憲法および戦争と絡む、非常に重い問題ではあります。次回は小森さんで、今日の日本における労働環境等といったことで、具体的方向に比重のかかった話題になりそうです。
浦井 憲 2022/05/21(Sat) 17:34 No.1714
2022年5月27日(金)本日の板書その他
本日も有難うございました。板書をアップします。小森さんの発表で、母子家庭とワーキングプアの問題でした。日本の状況と米英の違いがかなり問題となりましたが、データ比較の上では、さすがにもう少し気をつけるべきところはありそうです。時間が十分取れなくて残念でしたが、ゼミの終了後、後藤さんなどから指摘がありました。また情報をアップできればと思います。次回は山口さんです。
浦井 憲 2022/05/28(Sat) 04:20 No.1715
2022年6月3日(金)学部ゼミ板書
 本日は山口さんの提題で『日本の教育問題』でした。子供を守る(弱いものを守る)ということが、今日蔑ろにされていると思います。その典型が学校でのマスクであり、若者に向けたワクチン接種であると思います。今日の日本の教育が、未来の国を形成する若者の人格形成ということを本当に考えるのであれば、教育費用を個々の家庭任せにしていることこそ考え直されるべき問題であり、教育行政の貧困と、言えるかもしれません。

 しかし逆の言い方をすると、国家のための人材育成などということに、例えば愛国心といったことに向けての否定的なスタンスと同様に、否定したいという姿勢が根本にあって、そこから「教育はあくまで個人のため」であって、そのために「費用は個人が負担するのは当然」であり、そしてその結果として得るものも、個人に帰して当然、というような考え方に、今日なってしまっているのかもしれません。そうだとすると、やはり少し「行き過ぎ」というようなことを、考えるべきなのかと、そのような気もします。

 次回は山中さんにお願いしています。「出身地域による考え方や気性の違いや、それぞれの良さ、そこから生じる日本国内の分断」が提題とのことです。とても楽しみです。

※ 先週に引き続き、後藤さん(京都大学)にもご参加頂いていたのですが、コメント反映できず、残念です。また、よろしくお願いします。

浦井 憲 2022/06/03(Fri) 23:45 No.1717
2022年6月10日ゼミ板書
ゼミ板書のアップが遅くなりました。すみません。山中さんの提題で、特に地域による違いという問題を、教育問題に関連させて皆で考えました。引き続き、深めていきたい話題が多かったと思います。

※ 後藤さんが来て下さいました。後藤さんからは、前回の山口さんのテーマに関連して、地方教育大学の役割、という問題提起もその後頂きまして、またこの掲示板で、追記アップして下さればと願っております。

浦井 憲 2022/06/25(Sat) 03:02 No.1722
2022年6月17日度学部ゼミ板書
板書のアップが遅れてすみません。伊藤さんからの提題で、新型コロナ後の働き方の問題でした。働き方の問題から「人間関係」というキーワードに継がって、話が深まったと思います。引き続き、議論が深まることを願っています。
浦井 憲 2022/06/25(Sat) 03:12 No.1723
2022年6月24日学部ゼミ板書
今週はキムさんの提題で「戦争について」でした。政治ということから離れ、まずは自分の身近な問題として、戦争に参加できるか、また平和のための戦争とは、といったことが議論されました。もちろん最終的には「政治」そしてその背後にある「経済」(産業、資本)の力ということを抜きに語れない問題ですが、それでも多くの議論ができたように思います。現状世界においては、ウクライナ、ロシアの問題があります。そしてこの先選挙も近く、日本における改憲の是非という問題もあります。この先に向け、ぜひとも深めて行きたい、また深めねばならない、議論だと思います。宜しくお願いします。

次回は山田さんにお願いしました。

※ 時間が不足で、オンライン上で参加された方々にご意見伺うことができなかったようで、すみませんでした。村上先生からご指摘頂きました。いつも有難うございます。

浦井 憲 2022/06/25(Sat) 03:23 No.1724
【前後しました】2022年5月13日学部ゼミ板書
5月13日(金)の板書写真をアップし損ねていることに気が付きました。すみません。新田さんの提題で「日本のいいところ」でした。このテーマは、全体に関わるとても良い問いかけになるのではないかと思っています。そろそろ前期のまとめを意識すべき時期になっていますが、全体のまとめとして7月末に向けて、もう一度問い直しても良いテーマなのではないか、と思っています。新田さん、うっかりしてアップが前後してしまって申し訳なかったですが、引き続き、どうぞ宜しくお願いします。
浦井 憲 2022/06/25(Sat) 03:41 No.1725
2022年7月1日(金)学部ゼミ板書
 山田さんによる「私と他者」についての考察、個と全、個人と社会にまつわる「社会科学」として大変重要な問題提起でした。マルクス的には疎外、ウェーバー的には手段目的連関の因果連関への読み替え、倫理学の基礎(カントの実践理性・定言命法)に関わる重要問題です。具体的には、流行との関わり、就職との関わり、若者と政治・選挙の問題に関わる形で、身近に様々な形で議論ができました。

 次回は山本さんにお願いしています。すみません、もしかすると夏休み前に日数足りないかもで、最終日29日が2人になるかもです。

浦井 憲 2022/07/02(Sat) 00:17 No.1727
2022年7月8日(金)学部ゼミ板書
 お疲れ様でした。山本さんの提題で「地域過疎化」の問題でした。過疎化というテーマから、そもそもそれは問題なのか。地域の本当の魅力とは何なのか。自然ということの意味といった、深い問いにつながっていたと思います。一番最初の方で挙げられた「日本のいいところ」というテーマともつながっているのではないかと思います。有難うございました。
 次回は、菊地さんにお願いしています。

浦井 憲 2022/07/10(Sun) 21:53 No.1730
2022年7月15日(金)学部ゼミ
 菊地さんの提題で「ポリコレ・ジェンダー」についてでした。少数者の権利という問題は、個と全の問題として、究極的には道徳・倫理学の根本問題に行き着きますが、最も大事なことは、この社会を皆で生きていく、そのための対話とコミュニケーションの継続(表面的な意味ではなく)でなければならないということでしょう。善悪二元論、分断、キャンセルカルチャーといったことがしばしば昨今も話題に上りますが、絶対的な正しさ、あるいは相手の考え方を絶対的に否定するといった立場の危うさは、民主的な運動をかつて糾弾・粛清・暴力へと容易に移行させて来たという苦い経験とともに、人類が多くの場所で、近代以降の多くの時期に、繰り返し見て来たもののはずです。この先、人類が学ぶべき最も重要な事柄が、そこにあるのは間違いありません。
 次回は福武さんにお願いしています。

浦井 憲 2022/07/16(Sat) 22:58 No.1731
2022年7月22日学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)板書とまとめ
 本日も有難うございました。福武さんの提題で「ネットにおけるデマ」の問題でした。ありとあらゆる情報が「偏っている」というのは避けられないとして、如何に自己の「偏らない」スタンスを確保するか。これは非常に難しい問題ですが、一つのヒントは、この問題を、自己がこの社会において(より良く)生きるということの意義と、同様の問題としてこれを把握するという、そういうことではないかと思います。他者を、そして多様性を尊重するというのは、他者に向けてというよりも、あくまでもこれを自己に向け、自己の生き方がより豊かなものとなることにおいて、一層重要な意味を持ってくるということ、これは間違いのないことであると思います。
 これで皆さんの報告が一回りしたところと思います。次回は前期の最終回として、今年度のゼミ共通テーマについて、皆で議論できたらと思います。今年度はできれば年内くらいに、全員が最終レポートのテーマと概要を明確にできることを目標にしたいと思っています。

浦井 憲 2022/07/23(Sat) 02:47 No.1734
2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)7/29
前期最終日の板書をアップします。夏休み中、すっかり研究目的の仕事に追われてしまいまして、ゼミの方にとりかかれませんでした。すみません。世界はとても重要な時期であると思われますので、この後期はしっかり実りのある議論をしていきたいと思います。
浦井 憲 2022/10/01(Sat) 23:48 No.1742
Re: 2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)
前回(10月4日)の黒板です
菱田梓 2022/10/11(Tue) 16:54 No.1743
2022年10月11日学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)板書とまとめ
劉さんのテーマで「円安と国際収支」の問題を中心に話し合いました。次回は菱田さんにお願いしています。
浦井 憲 2022/10/12(Wed) 00:26 No.1744
Re: 2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)
参考資料です

[添付]: 15388 bytes

菱田梓 2022/10/18(Tue) 16:32 Home No.1746
2022年10月18日学部ゼミ板書
本日の板書になります。菱田さんの提題で、若者の政治参加における興味、意識についてでした。次回は野田さんにお願いしました。
浦井 憲 2022/10/19(Wed) 00:37 No.1747
2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)写真撮影日程を予約しました
【撮影日】:2022年12月06日(Tue)

【撮影時間】:17:00〜

【学部/研究科・研究所】:経済経営学部

【学科・専攻名】:経済経営学科

【講座名(研究室・ゼミ名)】:浦井ゼミ

【ゼミ担当教員名】:浦井 憲様

【撮影予定人数】:15人

【研究室場所(部屋ナンバー)】:文法経講義棟31番教室


〇お願い〇

卒業アルバム用にお撮りしたゼミ集合写真データはお渡ししておりません。データをご希望の方は、撮影日当日にお手持ちのカメラをご用意ください。カメラマンにて別途撮影をさせていただきます。
浦井 憲 2022/10/21(Fri) 22:55 No.1748
2022年10月25日学部ゼミ板書
先週の板書です。野田さんによる、日本人は集団主義的か、という話でした。集団主義の言葉の定義と、その意味を、掘り下げる必要があるといった意見が多く出ました。
浦井 憲 2022/11/02(Wed) 01:02 No.1749
Re: 2022年度学部ゼミ(前期金曜日・後期火曜日)
今週は、伊藤さんによる「パンデミックと新しい働き方」の話でした。働き方は、パンデミック以前に、既にここ数十年の(とりわけインターネット環境などデジタル化を通じた)流れの中、変わりつつあるのでは、という意見が、多く出ました。またその大きな流れの中で、AI 化といったものは、狙われたものではないかという意見も出ました。私たち一人一人が「生きる」とはどういうことか、という問題として、向き合う必要があると思われます。
浦井 憲 2022/11/02(Wed) 01:09 No.1750
2022年11月8日学部ゼミ板書
板書のアップが遅れました。山中さんの提題でした。
浦井 憲 2022/11/15(Tue) 22:53 No.1751
2022年11月15日度学部ゼミ板書
山田さんの提題でした。次回は山本さんにお願いしています。なお、再来週 11/29(火)は、他の曜日の補講日になっているようです。ですのでゼミは休みになります(忘れないうちに書いておきます)。
浦井 憲 2022/11/15(Tue) 23:26 No.1752
2022年11月22日学部ゼミ板書
山本さんの、人口減少についてでした。
浦井 憲 2022/12/08(Thu) 22:15 No.1754
2022年12月6日学部ゼミ板書
菊地さんの、ジェンダー問題でした。対立ではなく対話と協働に向けての提案の必要性、また保守的な立場と革新的な立場の本質についてまで、議論が及びました。
浦井 憲 2022/12/08(Thu) 22:21 No.1755
2022年12月13日学部ゼミ板書
ファクトチェックについて、福武さんの提題でした。
浦井 憲 2022/12/21(Wed) 02:15 No.1757
2022年12月20日板書
山口さんの提題で、税制についてでした。
浦井 憲 2023/01/11(Wed) 13:40 No.1762
2023年1月10日板書
 新田さんの提題で、『世界が日本に求めていること』ということでした。これは座りが良いので、今年度のメインテーマであっても良いのではと個人的には思います。

 後期に入った直後の『日本は大丈夫なのか、空気を含め、大きな力との関わり合いを見据えて』という10月4日の仮題がありましたが、これはサブタイトル的に考えてもらって(大きな力…のところは少し分かりにくいですが)、問題ないのではないでしょうか。
 
 次回、小森さんと、あとキムさんも後期は残っていたのではないかと思うのですが、全員で(共通テーマを見据えて)話し合いができたらと思います。宜しくお願いします。

浦井 憲 2023/01/11(Wed) 13:53 No.1763
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